17 Feb 2020

講演会のお知らせ 2020年3月26日(木)A Descriptive and Theoretical Study of Non-canonical Case Marking in Okinawan(中止)

※3月26日(木)に開催を予定しておりました以下の講演会を中止することにいたしました。

英文学会では、金城國夫先生を講師としてお招きし、講演会を開催します。
事前の予約や参加費などは必要ありません。ご参加をお待ちしております。

日 時:2020年 3月26日(木)13:00~15:00
場 所:青山キャンパス17号館3階 17303教室
講 演 者 :金城 國夫(別府大学文学部 講師)
タ イ ト ル:A Descriptive and Theoretical Study of Non-canonical Case Marking in Okinawan

講演要旨

日本語における主格目的語や与格主語といった非典型的格標示(non-canonical case marking)の研究は生成文法黎明期から盛んに行われており、理論の発展に重要な役割を果たしてきた。
それに対して琉球諸語文法の理論的研究は始まったばかりであり、特に非典型的格標示の体系的な記述や理論的分析はほとんどなされていない。
本発表では那覇方言や金武方言のデータをもとに、沖縄語における主格目的語や疑問節の格標示といった非典型格の分布が日本語に比べ制限されていることを示すとともに、その理論的な帰結について論じる。

講演者プロフィール

別府大学文学部国際言語・文化学科専任講師。ラトガーズ大学言語学科博士候補生。 専門は理論言語学、比較統語論。主な研究テーマは一致現象と琉球諸語文法。

お問合せ先:髙橋将一 准教授