コミュニケーション演習 (3)
演習題目: スピーチ・コミュニケーションとパフォーマンス研究
内容
パブリック・スピーキング、ディベート、オーラル・インタープリテーション、英語創作劇、パフォーマンス学の理論を動画などの視聴覚教材と共に概観します。日常生活におけるパフォーマンス、社会変革のためのパフォーマンス、自己体験談に基づく独白 (personal narrative) が研究対象です。随時ワークショップをおこない、理論背景を実践的、かつ身体的に学びます。
担当教員から履修者へのメッセージ
皆さんは「パフォーマンス」という言葉から何を連想しますか?政治家のパフォーマンスという言葉がよく使われるため、本意でないことを大げさに主張する、と考える人もいるかもしれません。私の演習ではパフォーマンスをas a way of knowingとして捉えます。何を追求する手段なのかは、プロジェクト研究を進めながら履修生自身が模索していきます。
日常生活におけるパフォーマンスでは、これまで研究対象として扱われることが少なかった普通の人々の日常生活に着目します。皆さんが今まで生きてきて、最も感動的だった瞬間を思い出して下さい。入試、恋愛、クラブ活動、家族の絆など人は皆、気づかないうちにパフォーマンスに携わっていることに気づくでしょう。
社会変革のためのパフォーマンスでは、社会的に弱い立場にいる、抑圧されている人々の視点から世界を見つめ直します。そして現代社会の問題点や矛盾点を指摘し、その解決策を学生自身の言葉(英語)で舞台発表します。自己表現能力の開発に興味のある方々と一緒に、パフォーマンスについて研究できるのを楽しみにしています。
ゼミ発表会動画
2017年度 ゼミ発表会動画(学内者専用、ポータル用のIDとパスワードでログインできます)
2023年度 オープンキャンパス動画 「Inside Peach: An English Drama Adapted by Okawa Seminar」