文学研究科英米文学専攻

英文学、米文学、英語学、英語教育学、コミュニケーションの各分野で、研究および論文等執筆のためのきめ細かい指導と、豊富な演習数を誇るカリキュラム編成がなされています。

Graduate School (English and American Literature)

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文学研究科英米文学専攻

大学サイト大学院要覧をご覧ください。

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Faculty

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英米文学専攻担当教員

文学研究科パンフレットより教員一覧をご覧ください。

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Scholarship

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入学試験準備、奨学金・研究支援制度

入学試験準備、奨学金・研究支援制度、教員免許状等について紹介します。

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Admission

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入学試験、大学院科目特別履修制度

大学院学生募集要項をご覧ください。

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Ph. D. program (English page)

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Introduction for international students

Are you interested in advancing your research and pursuing an academic career in Tokyo? Our Ph.D. program will be the one you would like to join.

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文学研究科 英米文学専攻主任からのメッセージ

英米文学科に在学中の皆さん、卒業生の方々へ

特に大学1・2年生の皆さんからは、「大学院って、一体何ですか?」というリアクションが多いだろうと想像しています。大学院に関する公式情報については、こちらをご覧いただくことにして、ここでは、大学院文学研究科英米文学専攻の主任から、「大学の学部と大学院は直接繋がっていて、大学院への進学を少しでも考え始めた諸君には、学部生の早い時期から情報収集を含めた準備を始めてもらいたい」ということをお伝えしたいと思います。

大学院の中でも、学部からまず進む博士前期課程では、「英文学」「米文学」「英語学」「英語教育学」「コミュニケーション」の5分野内で、学部英米文学科の専門科目の授業で学び・調べたテーマについてさらに専門的に研究し学術面で貢献したい、また、学部で中学・高校の英語の教員免許状(1種免許状)を取得予定だが、大学院に進学して「専修免許状」も取得し教育の現場で将来いかしたい、さらに、卒業後職場等で直面する英語に関する課題を、学部で学んだことに加えより専門的な視点から捉え直し解決したい等、様々なテーマに取り組む大学院生が集まっています。内容面から大学学部と大学院は繋がっています。

 

制度面でも、学部4年生を対象にした「大学院科目特別履修制度」が2010年度から始まりました(2017年度からは、大学院科目特別履修制度 先取り科目履修方式として運用されています)。大学院科目特別履修生は、英米文学専攻の大学院生向けに開講されている科目を、学部に所属したまま大学院生と同じ教室で履修し、その単位は(上限数内で)博士前期課程の修了要件として認められます。従来、博士前期課程への進学希望者の多くは、「一般入試」(試験科目:英語(英文読解・英語小論文・和文英訳)と専門知識と面接)を受験していましたが、2019年度入試から、この大学院科目特別履修生を対象にした「内部進学入試(学内進学者選抜)」を実施し、英語(英文読解・英語小論文・和文英訳)と専門知識は免除され、試験科目は面接のみになりました。このルートでは、大学院入学後最短1年で博士前期課程を修了し修士号を取得することが可能になります(学部4年で学士号を、博士前期課程1年で修士号を取得できるので、通称「4+1制」「4+1 プログラム」等と呼んでいます。もちろん、後述する「一般入試・A方式」「一般入試・B方式」経由でも同様に、博士前期課程では「優れた研究業績を挙げた者については、1年以上在学すれば足りる」と制度上定められていますが、「先取り科目履修」している分、有利です)。なお、大学院科目特別履修制度と内部進学入試の出願資格の一つとして、大学学部時代のGPA(学部1年次前期の授業成績から算入されます)のレベル設定がなされており、この意味からも、大学学部と大学院が繋がっています。

 

また、上の内部進学入試に加えて、2019年度入試まで行われていた「一般入試」が、2020年度入試からは「一般入試・A方式」と「一般入試・B方式」の2本立てに変更されました。前者の「一般入試・A方式」では、従来の「一般入試」と同じ試験科目(英語(英文読解・英語小論文・和文英訳)と専門知識と面接)が課されますが、後者の「一般入試・B方式」では、大学院英米文学専攻が定めたレベルの英語資格を出願時までに取得済の方は、英語(英文読解・英語小論文・和文英訳)が免除され、試験科目は専門知識と面接だけになり、これらの事前対策に集中できることになりました。一人でも多くの方に最適な入試方式を選択してもらえるよう、複数の入試方式を並列させています(詳しくは、こちらをご覧下さい)。

さらに、英米文学専攻では、「大学院英文学専攻課程協議会(英専協)」に加盟する主に都内の他11大学の大学院との単位互換制度を実施しており、2020年冬には、第54回研究発表会が本学にて開催される予定です。学部英米文学科の専任教員は全員、大学院科目も担当していますので、大学院に関心がある諸君は、基礎演習やゼミの担当教員に是非質問してみてください。なお、卒業生の方々向けには、博士前期課程では、上記の「一般入試・A方式」と「一般入試・B方式」に加えて、「社会人入試」も行っています(詳しくは、こちらをご覧下さい)。

他学部・他学科、他大学・大学院に在学中の皆さん、ご卒業の方々へ

英米文学専攻は、博士前期課程・後期課程ともに、他学部・他学科、他大学・大学院ご出身の志願者の方々の割合が高いプログラムです。特に、博士前期課程の入試では、上のように「社会人入試」「一般入試・A方式」「一般入試・B方式」と、皆さんお一人おひとりのバックグラウンドに応じた、複数の入試方式を導入しています(詳しくは、こちらをご覧下さい)。

英文学、米文学、英語学、英語教育学、コミュニケーションの各分野において、豊富できめ細かい指導とカリキュラム編成とともに、昼夜開講制(6時限(18:30 ~ 20:00)も開講)を行っており、幅広く授業科目を履修することができます。