髙橋 将一

  • Professor(教授)言語学、統語論、意味論

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 「言語には文法規則がある」ということは明白だと思いますが、実際にどんな規則があり、どうしてそのような規則があるのかということを明確にしようとすると、そんなに明白ではない、実に面白い性質が言語には存在するということが分かります。そのような言語の体系に、生成文法という枠組みを用いて理論的にアプローチすることが専門分野です。特に、文法は、言語の意味的情報とは独立して機能するシステムなのかということにずっと興味を持っています。

 授業では、細かな理論的知識というよりは、言語とは本質的にどのようなものなのかということを理解してもらえるように心がけています。言語の構造を分析する際に、樹形図という図のようなものを用いるのですが、自分で書けるようになると理解も深まりますし、言語を分析するのが楽しくなると思いますよ。みんなで樹形図を書くエクササイズも行うので、英語学が初めてであっても大丈夫です。

 子供の頃に観ていたロボットアニメが一因だと思うのですが、何かを操作したりすることが好きです。もちろんロボットは操作できないので、休みの日は、身近で操作できる車との時間を楽しんでいます。もしかしたら、樹形図も、ロボットではないですが、言語の設計図だから好きなのかもしれません。

Research Interests

統語論(Syntax)
意味論(Semantics)
統語論と意味論のインターフェイス(Syntax-Semantics Interface)

担当科目

英語学演習(5)、基礎演習、英語学特講(5)など

研究者情報

青山学院大学 教員情報