横谷 輝男

  • Associate Professor(准教授)英語学、音声学

 主に発音関係の授業を担当しており、英単語のアクセントはどんな法則に従っているかというような問題が大きな関心事です。少し具体的に述べますと、普通の基本形の場合と派生形の場合では強く発音する部分が違うことがあります。例えば、< >を強い部分とすると、dr<a>ma, <a>cid, <a>rtistなのに、dram<a>tic, ac<i>dity, art<i>sticです。こういったことの説明方法はいろいろあるのですが、音韻論という「<人間>が語句や文を発音する際のメカニズム」といった観点からはどのようなものなのかということが大きなテーマと言えます。

 担当科目の英語音声学は、英語の発音に関する知識と技術を身に付ける入門的な科目です。一般にゼミと呼ばれる3~4年生向けの少人数クラスでは、(今後変わるかもしれませんが、)今世紀になってからはずっとイントネーションを扱っています。また、必ずしも毎年度担当するわけではありませんが、スペリングと発音の関係の授業を持っています。ちょっと数学的な接近方法で、正確かつ実用的な規則を身に付けつつ、「音韻論」的なもののと捉え方に触れるというようなことを行っています。

Research Interests

英語学 (English Linguistics), 英語音声学・音韻論 (English Phonetics/Phonology).

担当授科目

英語音声学、英語学演習(=上述の「ゼミ」)